あらゆる魚種、冷凍、生でも、部位が変わっても科学的に判定できる。
東北大学大学院農学研究科
水産資源化学研究室
佐藤実名誉教授考案
- 特許第3390700号
ヒスタミンの簡易測定法 - 特許第3510880号
電気泳動用ろ紙及びこれを用いた装置
ヒスタミンチェッカーは魚の鮮度が悪くなったときにできる食中毒(症状がアレルギー反応と似ていることにより“アレルギー様食中毒”といわれる)の原因物質“ヒスタミン”を妨害物質などを除去する煩雑な前処理を省略し、簡単に、短時間に分離、発色し、測定する装置です。すなわち、ヒスタミンチェッカーは“魚の安全を目で確認する”装置です。
マグロやイワシなど赤身の魚が鮮度低下したときにできる食中毒原因物質が“ヒスタミン”です。魚の抽出液からヒスタミンを電気泳動で分離し、特殊な液でヒスタミンを発色し、その濃度を測定する装置です。魚の安全性を目で確かめられる画期的な装置です。